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こんにちは、地域づくり支援専門員の吉田です。
今回は、「苅野防災コミュニティセンター」についてお伝えします。
場所は、旧苅野小学校敷地内(浪江町大字苅宿字鹿畑16番地)にあります。
4月には浪江防災コミュニティセンターで合同の竣工式があり、
その後の一般の方向け内覧会は、苅野地区の区長さん、近隣住民の方などが見学に来られていました。
防災コミュニティセンター建物西側と、駐車場の南側には、「浪江町育苗施設」の建設が始まっています。
処理能力が「水稲」が300ha(育苗箱で60,000 枚まで対応)、「たまねぎ 」が15ha (育苗箱で7,950 枚まで対応) 、
消費者・実需者の多様かつ高度なニーズに応え得る生産体制が計画されているようです。
「お盆・お彼岸時期に大堀・苅野防災コミュニティセンターのトイレを利用できます。」
↑(詳細はリンクへアクセス)
お盆とお彼岸時期(9月20日~9月26日の土日祝日を含む)には、町で大堀と苅野の防災コミュニティセンターのトイレを開放されていますので、どうぞご活用されてみて下さい。
浪江町内の防災についてまたブログでもお伝えしたいと思います。
行く夏を惜しむように、ひぐらしの声が聞かれる頃となりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
地域づくり支援専門員の吉田です。
今回は、西台地域資源保全会による、6月25日の花植えについてお伝えします。
この花壇は旧マイプラザ(ホームセンター)の北側に位置しており、震災前までマイプラザに来るお客さんの目を楽しませてくれた場所でもあります。震災以降は荒れ放題になっていましたが、2019年度から花植え活動が再開しました。
この日はとても暑い日でしたが、西台行政区の住民さんなど町内外から15名の参加がありました。
始まる前に 西台行政区大倉区長から挨拶と保全会から花植えの手順の説明がありました。
花植えの後は、恒例となっている交流の場として休憩所が設けられました。
コロナの感染防止や熱中症対策もあり、短い時間でしたが、
「今年はじゃがいもは沢山できるんだけど、里芋はなかなか育たないな」など作られている作物の話や近況の話題などで話にも花が咲いていました。
2019年度から始められたこの取り組みも地域の皆さんで景観が整備され、地域が綺麗になりました。
暑い中準備からの作業、皆さんお疲れ様でした。
浪江町内でもいろんな環境美化活動が行われているので、またブログでもご紹介できたらと思います。
地域づくり支援専門員の吉田です。
今回は、浪江町タマネギ生産組合皆さんによる玉ねぎの出荷準備作業をお伝えします。
この日は、松本善郎組合長と組合員の方々、東京農業大学 高畑教授・大学生5名の参加がありました。
東京農業大学の皆さんは、玉ねぎの栽培に種まきから参加されていました。
この日は荒天が続いている中でしたが、育った玉ねぎの収穫をしたいと、予定通り浪江へ来てくださりました。
浪江町に関わってくださる大学生にインタビューをさせていただきました。
~浪江に来てみての感想はいかがですか?~
・来る度に道路や建物などが出来ていたり、道の駅などでイベントなどが行われて復興している部分と、まだ震災後のままの戻ってない部分がある。
・浪江でお会いした方は、パワフルな方が多くとても活動が盛んだと思った。
・地元でない私たちにも、みんなとても親切で温かい。
~来てみて浪江にあったらいいなと思うものは何がありましたか?~
・学生だと、車を持っていない場合が多いので、滞在中移動するのに、レンタルの自転車があればもっと過ごしやすい。
▲玉ねぎを出荷できるように、葉切り→皮剝き→磨きます。▼
組合員の方に、収穫された新玉ねぎの美味しいおすすめの食べ方も聞いてみました!
スライスして生で食べてもとても甘く、また切り目を入れて(レンジなどで)加熱して、かつお節や醤油を掛けるだけのシンプルでもとても美味しく食べられるとのこと。
▲綺麗になった玉ねぎを袋詰めしていきます。
▲出荷前の「浜の輝」
この日袋詰めされた玉ねぎは、町内では道の駅なみえやイオン浪江店へ出荷されるそうです。
浪江町で名産となっている「浜の輝」みなさんも是非ご賞味ください。
今回もお忙しい中、取材のご協力ありがとうございました。
町内での農業についても、またブログでご紹介したいと思います。
こんにちは、地域づくり支援専門員の引地です。
今回は大堀地区末森(すえのもり)にある香取神社についてお伝えします。
県道35号線いわき浪江線(山麓線)を挟んで末森行政区と田尻行政区は隣同士に位置しており、
その2つの地域を見守っている香取神社。
震災前は夏祭りや、田末(田尻・末森)芸能保存会による神楽も奉納されていたそうです。
いまだ帰還困難区域の大堀地区末森 。
今秋の準備宿泊期間を経て来年令和5年4月(予定)に避難指示解除される『特定復興再生拠点』に計画されています。
爽やかな青空の6月1日、『香取神社 改修工事 安全祈願祭』が執り行われました。
(帰還困難区域のため立ち入り許可を申請しお邪魔しました)
ご神木に囲まれた境内、小鳥のさえずりだけが聞こえ澄みきった神聖な空気が広がります。
神事がはじまりました。
田尻行政区の中西区長のご挨拶では「昨年11月に再建委員会を発足し、信頼できる施工業者を満場一致で決定できました。これから着工し安全に進むよう願っています」とのお言葉がありました。
そして、宮大工の方からも「期待に応えられるよう、心ひとつに持てる力を全て傾注します」とご挨拶があり、地域の方々や宮大工の方々ともに、永く続く神社への期待と愛情を感じる、そんな時間でした。
無事に神事が終わり、出席されていた方から神社での思い出も聞くことができました。
「この神社はみんなの遊び場だったんだ。陣取りもやったなー」
「この倉庫には櫓入っているよね」
やはり、神社は地域の皆さんのよりどころなんだと改めて感じます。
最後に、末森行政区の志賀区長もホッとした表情で
「やはり安全祈願祭をやると気持ちのもちようが違うね。これからの工事、までいにやってもらえるといいね、楽しみだ」と仰っていました。 (※までい・・丁寧)
までいに工事が進み変化する神社の様子を、地域の皆さんが見守ることができるよう、定期的に撮影発信したいと思います。そして、帰還困難区域におけるコミュニティ再生へのきっかけのひとつになると嬉しく思います。
街路樹の若葉はすっかり生えそろい、緑が一層深くなりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
地域づくり支援専門員の吉田です。
浪江町は6地区49行政区ありますが、町内でも企業や集合住宅が多い権現堂1区~8区の消毒散布が、5月11日と12日の2日間で行われました。
震災前から行っている消毒の目的は、夏の蚊やコバエ等の発生を抑える為なので、虫が発生しやすい草むらや側溝、水路を徹底して散布します。散布機は重いので、移動するのには慣れが必要です。散布機担当以外で、ごみ拾いも行いました。
権現堂地区の区長さんはじめ町民さん、役場職員、東電職員、東京大学の学生や研究生など、2班に分かれて隈なく回ります。
駅前周辺など浪江町中心部にある権現堂地区の環境美化活動も、住民・有志の方々、役場との共同作業によって、維持されているのを教えて頂きました。
次回は、秋頃を予定しているとのこと。作業に関わられた皆さん、お疲れ様でした。
町内でもいろいろな環境美化活動が行われているので、またブログでお伝えしたいと思います。