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こんにちは、地域づくり支援員の佐藤です。
7月3日に行われた幾世橋集合住宅のクリーン作戦を紹介します。
8時からの受付に20名の住民さんが集まり、8時30分よりお住まいの1号棟と2号棟に分かれて清掃を開始。
天井の蜘蛛の巣取り、廊下の掃き掃除、階段のモップかけ、ホースを引いてデッキブラシで廊下磨きなど、約1時間で本当にキレイになりました。
クリーン作戦の写真撮影で走り回っておりましたが、みなさん自然と持ち場が出来て、最後はチームになっての清掃活動、素敵な光景でした。
お時間のある方にご参加頂き、集会所で交流会を開催しました。
自己紹介や今回のクリーン作戦の感想など、お一人ずつ伺うことができました。
「前から気になっていたところを、この機会に清掃できて良かった!」
「いつも一人で清掃をしてくれている人がいるんですよ」
など、住民の方々の地域環境への意識の高さを知ることができました。
クリーン作戦、また交流会にご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました!
次回の集合住宅クリーン作戦は9月頃を予定しております。
浪江も急に真夏の暑さがやってきました。地域づくり支援専門員の引地です。
今回は大堀地区・谷津田行政区の皆さんの活動をお知らせします。
谷津田行政区は三方を帰還困難区域に囲まれた場所に位置しています。
また、たくさんのソーラーパネルが設置されており、2020年10月に送電が開始されました。
そして、周辺の環境整備を谷津田の皆さんが担っています。
年に3回、5月・7月・9月の週末に3週連続で活動します。
町内に住んでいる方、避難先からかけつける方、ご夫婦や息子世代の若い方も集まり、環境整備活動に汗を流します。
ふるさとの土地を地域の皆さんできれいにするということは、“地域と人”“人と人”のつながりが自然と維持できるということ。集会所前で笑顔で集う皆さんの様子を見ながら、この活動の仕組みの大きな目的なのではと感じました。
では7月の活動の様子をご覧ください。
7月3日(土)7月の活動初回です。8時30分になると皆さん集まり始め「おー久しぶり!」「来たねー!」と明るい声が飛び交います。
集会所前に地域の人々が集まってくる様子、いいものですね。
奥さま方も、「元気だった?」「今日はこっちに泊まるの?」と楽しそうです。
区長から「足もとには十分気を付けて」と声かけがあった後、6班に分かれスタートです。
そして7月17日(土)、7月の活動最後の週です。
かなりきれいになりました。
前日より気温がグッと上昇し、この日は朝6時から活動をスタートしたそうです。
休憩中の皆さんにお話を伺うと、
「いや~今日は暑くて大変!でもこの草刈りがあるから、みんなといっきゃえるんだよな~」と
汗をぬぐいながら笑顔で話されている様子がとても印象的でした。
次回の草刈りは、9月の予定です。
集会所も修復工事を計画されているようです。
近い将来、作業の合間に集会所でのお茶飲みが叶うのではないでしょうか。
今後の谷津田行政区の動きがとても楽しみです。
こんにちは、地域づくり支援専門員の引地です。
今回お伝えするのは、昨年完成した請戸住宅団地の近況です。
昨年10月から入居がスタートし徐々に住民が増え、この7月で26戸全て入居されています。
この団地の特徴として、集会所には少し大きめのテラスがあり海を望むことができるのです。
また、車の通行も激しくないため、敷地内周辺をお散歩する住民の姿をよく見かけます。
新しい住宅には新しいつながりづくりが必須です。昨年より集う機会を何度か設け話を聴く中で、自治会があったらいいなという声もでていました。
そこで、7/4に全世帯対象の『自治会を考える意見交換会』を開催。
“初めまして”の方も多いので、まずは自己紹介からスタートです。「趣味は草刈りです」などと教えて下さった方もいます。
次に、皆さんが今まで属したことのある自治会の活動を聴き合い、テーブルごとに発表しました。
そのうえで、私たちの請戸住宅団地ではどんな組織がいいのだろうかと考えます。
・近隣の安全確認にもなるし、回覧板をまわせたらいいな~
・コロナが終わったら、何かイベントをやりたいな~
・獣害対策もなんとかしたいです
やりたい活動や現時点での課題など様々な声があがりました。
最初は緊張していた方もいらっしゃいましたが、少しずつ会話や笑顔も見え、
会の最後には、自治会準備会のメンバーが決定しました。
今後、準備会メンバーを中心に定期的に会議を開き、自治会発足へ向け進めていきます。
“住みやすい環境”“人とのつながり”など、これから新たに住民同士で創っていくことでしょう。
その過程がとても楽しみです。
こんにちは、地域づくり支援専門員の佐藤です。
6月24日、樋渡・牛渡の田植え踊りの練習会に参加させて頂きました。
この日はどんよりと曇りがちでしたが、明るい保存会のみなさんと一緒に田植え踊りに全集中。
扇の持ち方や動きは難しく、見ているのと踊るのとでは本当に違います。足を交差しながら腰を落とし、重心がぶれないように軸を固定、腕の動きで弧を描くように扇と鈴を動かすのですが、保存会のみなさんの動きはとても優雅で、顔の傾きや目線も美しく、見入ってしまいます。
扇と鈴の位置や動きの確認を一つ一つ丁寧に行いながら、田植え踊り全体をまとめていきます。
この日は屋外で踊ることを想定しての位置確認など、本番さながらの練習は緊張しましたが、この緊張感がとても清々しく楽しい時間でした。
練習が終わりみなさんにお話を伺っていると、なんと81歳の方が!驚いて2度確認してしまいました。本当にお若いのです。田植え踊りを踊っていると若返るのかもしれません。
7月22日に予定されていた八坂神社での例大祭が今年はコロナ感染防止の為中止となり、保存会のみなさんの田植え踊りの披露も次回に持ち越しとなりました。素敵な舞を見るのが少し先になってしまいましたが、次の機会に、樋渡・牛渡の田植え踊りが見れることを楽しみにしています!
こんにちは。地域づくり支援専門員の岸本です。
5月20日、権現堂行政区ではクリーン作戦が実施されました。
今回初めての試みとして、権現堂行政区にある全49ヵ所のごみステーション(アパートなどの独自のごみステーションは除く)の清掃、また違反ごみや不法投棄の回収・処分を目的に実施しました。
当日は、権現堂地区の区長の皆さんのほか、東京電力の社員の方や社会福祉協議会のコーディネーターの方がお忙しいなか集まってくださいました。全てのごみステーションに対応できるよう、5つのグループに分けて作業にあたります。
住民の皆さんには、普段利用されているごみステーション清掃への参加を呼びかけました。ごみステーションをまわっていると、そこに居合わせた住民の方もいて、協力して作業する様子が見られました。また、クリーン作戦当日は参加できないため、別日に個別で清掃してくださった方もいたと伺っています。
ごみステーションにあった違反ごみで特に多かったのは、指定日以外の日に出されているごみです。瓶や缶のごみは、多いところでは15袋以上が放置されている状況でした。
指定日を守らずにごみを出されると長期間放置されることになり、悪臭や虫の発生の原因につながる可能性があります。また、ごみステーションが汚かったり、住民自体がルールを守っていなかったりすると、違反ごみを捨てるハードルが下がり、日常化してしまうことが懸念されます。
残念なことに、ゴルフバッグやスーツケース、布団が捨てられているところもありました。このような不用品をむやみにゴミステーションに捨てることは、不法投棄にあたります。絶対にやめましょう。
今回、ごみステーションに放置されていたごみをすべて回収し、役場住民課の協力のもとすべて北部衛生センターに運搬しました。そのごみの量は1020kgです。
権現堂区長会の佐藤区長は、「これを機に、定期的にごみステーションの確認、清掃を行っていきましょう」とお話しされ、今後も根気強く続けていきたいとのことでした。
ごみステーションを清潔に保ち地域の美観を向上させるためには、一人ひとりの意識が大切です。
地域のためにできること。まずはごみ出しのルールを守るところから、はじめてみましょう。