なみえの今

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9/8(日)高瀬行政区でクリーン作戦が実施されました

2019年9月12日

<高瀬>
9/8(日)高瀬行政区でクリーン作戦が行われました。
高瀬行政区では昨年に引き続き震災後2度目の実施になります。
ジリジリと照り付ける陽射しにも関わらず、約30名の皆さんが集まりました。


ごみを拾いながら伸びた雑草も刈り取るなど、皆さん地域の美化活動に熱心に取り組まれていました。

クリーン作戦終了後にはテントと椅子を用意し交流会も行われました。
清水淳助区長より、高瀬行政区に立地する施設の再開や道路の整備状況など
地域の状況についてのお話がありました。

また参加者からは大型車両が現在よりもさらに増えるといった情報や
交流会や日帰り旅行などの懇親会を要望する声があがりました。

そして、もともとは他の地区のご出身で震災後に高瀬に住まわれた方、作業員の方、震災当時小学生だった方が帰還してご夫婦とお子さんと一緒に参加された方など、新たに高瀬に住まわれた方々との交流の場にもなりました。

9/2(月)~9/4(水)権現堂地区で消毒散布が行われました

2019年9月12日

9/2(月)~9/5(水)にかけて、権現堂地区で消毒散布が行われました。
この消毒散布は震災前からハエ・蚊などの駆除を目的に取り組まれており、
私たちも自治活動のお手伝いとして参加いたしました。

殺虫剤と燃料を入れて、いざ役場を出発です!
3日間かけて権現堂の1区から8区まで歩いて周ります。
川や下水堀は入念に行い、帰還されているお宅は、希望に応じて縁の下も行いました。

作業をしながら、新しい住宅が出来ていたり、きれいに草が刈りとられ、
帰還されている様子を感じたり、きれいなゆりの花が咲いていたり、地域のさまざまな変化を感じることができました。
また、住民のみなさんから雑草対策やどぶさらいの要望なども聴くことができました。

こうやって地域をすみずみまで歩いてみると車で通りかかるだけでは見逃してしまう変化を感じることができ、新しい発見がたくさんありました。
今後もこういった活動をお手伝いしながら地域づくりに取り組んでいきたいと思います。

県道35号いわき浪江線 自由通行開始

2019年9月5日

9月になりましたが、日中は、まだまだ夏日の毎日。 皆さん、いかがお過ごしですか。 地域づくり支援員の佐藤です。

今回は、今月5日から自由通行が開始になった、県道35号いわき浪江線(通称・山麓線/さんろくせん) を通行してまいりました。

9月5日(木)正午から通行可能になり、 私たちは、13時頃、大熊町から浪江町に向かって走行を開始しました。

<9月5日 大熊町側ゲート撤去、通行可能に>

いよいよ、山麓線走行開始。道路沿いの状況をご覧ください。

そして、いよいよ浪江町へ。井手の表示を見つけ、心が動きました。

8年ぶりに、山麓線を通行しながらこの風景を眺めることが出来ました。僅か、6.4㎞の規制解除ですが、浪江町にとっては、意味のある6.4㎞ではないでしょうか。 また一歩前に進んだと感じます。同時に、この自由通行により、新たにバリケードが増えたことも忘れてはならないことだと思います。

<双葉町側から陶芸の杜を望む>

なお、浪江~郡山の移動に関しては、約1.5km短縮になるそうです。

大平山霊園 お茶っこ休憩所

2019年8月22日

地域づくり支援専門員の丹野です。

お盆の8月13日、14日に町営大平山霊園コミュニティ広場にて、テントを張った休憩所を設置し、冷たいお茶出しをさせていただきました。

昨年も同様に休憩所を設置しましたが、利用していただいた皆さんから好評の声を受け、今年で2回目の開催です。

この休憩所は震災後、請戸の皆さん同士が顔を合わせる機会が極端に少なくなっていることを行政区長や請戸に住んでいた皆さんからお聴きし、「顔を合わせるのは墓参りくらい」という言葉から、お墓参りに来た方が休みながら、久しぶりの再会を楽しんでもらうことを目的に設置しました。

広場に休憩所の設営を終えるころには、既にたくさんの人がお墓参りをしており、 お参り後に休憩所に立ち寄ってくれる方もいました。

当日の大平山は天気も良く、気持ちの良い風が吹いており、休んでいる皆さんが口をそろえて、「請戸の風が懐かしい」そう言っているのがとても印象的でした。休憩所を利用してもらった方からは「休憩所で懐かしい人に会えました」「昔ご近所だった女の子が結婚して子供がいてびっくりした」「ちょっとした同級会みたいになったよ」など請戸の皆さん同士、久しぶりの再会を喜び、会話を楽しんでいる様子が見受けられました。

休憩所でお話をさせてもらった方からは「堤防はどこまでできた?」「請戸団地はどうなってる?」「荷捌き場は完成した?」など請戸の整備状況を聞かれることが多く、ふるさとが今後どうなっていくのか、気になっている様子も感じ取れ、各々知っている情報を教え合う情報交換の場にもなっていました。

休憩所を通じて、地域の皆さん同士で久しぶりの再会を楽しみ、情報交換をしてもらうことは地域のつながりを維持していくうえで、とても大切なことだと思います。今後も請戸の整備が進み、町の姿が変わっていく中でも、そこに住んでいた人と人のつながりを維持するお手伝いが出来ればと思います。

また来年には休憩所を設けるかもしれません。お墓参りをして広場に休憩所が見えたらぜひお気軽にお立ち寄りください。

8/13(火)樋渡・牛渡行政区  クリーン作戦の実施と お盆のお墓参り休憩所を設置

2019年8月22日

焼けつくような真夏の陽射しの下、樋渡・牛渡行政区では、
お盆の帰省の時期に合わせて、クリーン作戦が実施されました。
樋渡・牛渡行政区でのクリーン作戦は4月に引き続き震災後2回目の開催。
お盆の早朝にも関わらず、避難先からも集まり、
みんなでごみ拾いのスタートです。

空き缶、空き瓶やプラスティックの破片等、 次々と拾いながら
同時に地区の変化やご近所さんの状況、田畑の管理についてなど
おしゃべりも弾みました。

思いのほか、気温が高くなり、早めに切り上げて分別しました。

また今回はクリーン作戦の後に、お墓参りに来られる方に向けて、
休憩所として公民館が開放されました。
「連絡を取り合っている人もいればそうでない人もいる。
8年ぶりに会う人もいるだろうから、たまたまここで会えて、
そういう人と話ができればいい」と 鈴木辰行区長のお考えで実現しました。

「しばらくでした~」との声から始まり、
「みんなに会えてほっとする、安心する」といった声が聞こえたり、
ひさしぶりに会う子供たちの成長に驚きながら、
楽しい交流の場にもなりました。

樋渡・牛渡地区では、再建された八坂神社の落成式も10月に行われる予定で
それに向けて神楽や田植え踊りの練習も同公民館でされるそうです。
また皆さんで集まる機会が楽しみです。