なみえの今

駅前をイルミネーションで飾り付けました

2022年2月14日

こんにちは、地域づくり支援専門員の今野です。

この冬、浪江町内でも各所で冬の風物詩のイルミネーションが、夜の街並みを彩りました。

JR浪江駅前もイルミネーションプロジェクトが実施されました。夜を彩る飾りつけもこの冬で3年目。町民有志による”なみえイルミネーション実行委員会”が計画し、私たち支援員も準備などお手伝いを進めました。

今までとは少し中身を変え、駅舎とバス・タクシー乗り場を中心として黄色い光のラインや青いすだれのように見えるライトで飾り付ける案で進めて行きました。

▲計画したイメージ図


今回は、町民の皆さんに呼びかけ、ライトを覆う透明な箱型のカバーに思い思いに絵やメッセージを描いてもらうワークショップも町内各所で開催しました。
町内で開かれている体操やグラウンドゴルフなどの趣味のサークル、放課後子どもクラブなど、あちこちにお邪魔してワークショップを開催。また、道の駅なみえ来館者や仮設商店街まち・なみ・まるしぇご利用の皆さんなどにも、ご参加いただきました。



手のひらサイズの透明箱型カバーの5つの面に、自由に描きたいと思ったもの ー 浪江町の名所やポケモンをはじめとした好きなキャラクター、クリスマスや年末年始のイラスト、メッセージなどが描かれました。自宅に持ち帰りお子さんが描いた作品を提出される方も多く、世代的にも幅広い、様々な作品が集まりました。描き出すと夢中になる皆さんの姿が印象的で、最終的に150個近いカバーが集まりました。

設置したライトへカバーを取り付ける作業も、ワークショップ参加者がおこないました。点灯式の時間も近づき、試しに灯りをともしてみると「おおっ」「いいねー」などの歓声が上がりました。

▲点灯式前に、カバーを取り付け中
▲駅前イルミネーション全景
▲町内の自慢の景色を描いた作品もいくつかありました
▲多種多様な作品が集まりました


冬の駅前は寒く人気(ひとけ)も少ない場所でしたが、イルミネーションで明るく、楽しい場となりました。

そして今年も点灯式後には「防犯まちあるき」を実施。駅周辺を2つのルートに分けそれぞれ15人ぐらいの参加者が、夜間危険な個所はないか確認と、営業しているお店を訪ね防犯の声がけなどもしました。

▲警察の方より、防犯に関するアドバイスをうかがう


手づくりの作品が駅前に飾ってあることで、鉄道の利用者で浪江駅に降り立った方へも町の楽しさや町民の温かさなどが伝わる場/機会になったのではないでしょうか。

地域づくりを楽しみながら、住民自治活動を後押ししていく。そんなお手伝いを引き続きしていきたいと思います。


前年度のイルミネーションの様子はこちら
権現堂地区 駅前イルミネーション&防犯まちあるき(2020年12月11日)