なみえの今

幾世橋 年末の地域活動

2023年1月10日

こんにちは、地域づくり支援専門員の引地です。

町内の年末年始は比較的穏やかな天気でした、皆さんはゆっくり過ごされましたか。

今回は幾世橋地区の年末の地域活動を紹介します。

幾世橋、北幾世橋北・南行政区では地区の年間活動として、年に数回環境美化活動が行われています。

12月25日年内最後の日曜日、地域の皆さん約20名が初発神社に集合。これから地区内の神社を清掃し、お正月を迎える準備を整えます。


また今回は、清掃活動の前に、初発神社社務所の地鎮祭も執り行われました。

以前の社務所は大正9年に建てられ、長い間地域の皆さんの集う場として利用されてきましたが、東日本大震災により大きな被害を受け、やむなく解体となってしまいました。

コロナや資材高騰により遅れがでたものの、ようやく工事開始の目処がたち、皆さんが集まるこの日に地鎮祭を執り行う運びとなったようです。

春ごろから工事を開始し、来年2024年のお正月には完成させたいとのこと。

▲地域活動後の集合写真:以前の社務所前にて 2018年10月

田村宮司は「50年100年の将来を担う子どもたちが誇れる幾世橋地区にしていくなかで、心の拠りどころとして神社は大切と考えている。神社が地区の中心として皆さんと共に復興を成し遂げられるよう努力していく。」とお話されました。

“子どもたち”というお言葉がありましたが、私も学生時代に地元の神社で遊んだ記憶が鮮明に残っており、神社は“いつもの場所”でした。大人になり地元の神社を訪れる機会は減りましたが、心の拠りどころという感覚は今も残っています。

この初発神社で子どもの声が響いたり、学生同士で語り合う姿があったり、そんな未来の光景に思いを馳せながら、私も宮司の話に耳を傾けました。


地鎮祭が終了すると、皆さん竹ぼうきを持ち、さっそく清掃開始です。

初発神社の次は山津見神社、八幡神社、稲荷神社と移動し作業をすすめます。

手際よく手を動かしながらも、皆さんそれぞれに近況を伝えあい談笑する姿が見受けられました。

神社4か所を清掃後、初発神社に戻り解散です。

最後は区長からの連絡があり「総会は、3年連続コロナでストップしていたが次は開催したいと思っています」とのこと。

ここ数年「コロナで総会ができなくて困る。やはり顔を見て集まらないと・・」と町内多くの区長から声を聞いていました。やっと今年は集まる機会も少しずつ戻りそうですね。

清々しいお正月を迎えることができるのは、このような地域の皆さんの活動が土台となっています。

今年もそんな町民の皆さんの姿や活動を発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。