なみえの今

月別: 2020年10月

浪江町沿岸部のいま①

2020年10月12日

地域づくり支援専門員の引地です。

秋が始まったばかりと思ったら近頃めっきり冷え込んできました。

今回のブログは、最近の沿岸部の様子を2回にわけてお伝えします。

まず、海が見える高台に新しい住宅団地が完成しました。

『請戸住宅団地』です。

入居開始を控えた9月中旬に入居前事前交流会を行いました。初顔合わせではありましたが、お茶を飲みながら“こんな暮らしがしたいな”“ちょっと心配事もある”等を共有し和やかな時間を過ごしました。

「あら!〇〇の息子さん?」「しばらくだことー!」なんて声も聞こえてきました。

そして9月29日(火)の完成式。

住民代表で参加された、朝倉紅羽さんは「約10年ぶりに浪江に住むので、いろんなところを見ながら、落ち着いて暮らしたい。」とお話されていました。

集会所は海が見えるように設計されています。また、戸建ての屋根は2棟並ぶとかもめの形になっているそうです。

請戸の風を感じながら、この集会所で笑い声が響く日がまもなく来ます。

浪江町沿岸部のいま②

2020年10月12日

こんにちは、地域づくり支援員の引地です。

前回に引き続き、最近の沿岸部の様子をお伝えします。

今回は両竹地区周辺です。

ご存知の方も多いかと思いますが、浪江町両竹・双葉町中野・双葉町両竹の地区にまたがり復興祈念公園が整備されています。多くのトラックが行き交い工事が進んでいます。

そして、長くこの地区で住民に親しまれてきた諏訪神社。

震災時に周辺住民が避難した神社です。あの凍える夜、避難した住民は破損した本殿の木材を燃やし暖をとって一夜を明かしたそうです。

その後、住宅メーカーの復興プロジェクトの一環として神社の無償建築の話が決まり、2019年11月に再建しました。

そして今年の夏は、本殿横に碑が建ちました。

境内裏手では木を伐採していました。

「これで、ここから請戸小学校が見えるようになるんだ」と、ちょうどいらっしゃった宮司が仰っていました。

後日、再度神社を訪れると、請戸小学校と青い海が見渡せるようになっていました。

先日9月20日には双葉町にアーカイブ拠点施設『東日本大震災・原子力災害伝承館』が開館しました。

また、震災遺構として保存が決まった請戸小学校は来年度に一般公開が開始される予定です。

2回シリーズで沿岸部をお伝えしましたが、今後浪江町沿岸部一帯は多くの人々が訪れ、様々なことを感じ取る地域・場所となることでしょう。

令和2度第二回目 権現堂防犯まちあるき

2020年10月12日

神無月、秋本番。皆さま、いかがお過ごしですか。地域づくり支援専門員の佐藤です。今回は、7月に引き続き今年度2回目の”権現堂地区 防犯まちあるき”にお邪魔してまいりました。

▲ 18時、既に真っ暗な駅前周辺

10月1日、中秋の名月に照らされながら、18時駅前集合。区長3名、役場職員4名、弘前大学・東京電力、なみとも、そして、双葉警察署から、それぞれ1名ご参加されていました。

▲ 行政区長会のユニホームで駅前出発。

早速、駅から6号線に向かってまちあるき開始。10月になると日没も早く、ネオンがくっきり街を照らします。夜の浪江町の防犯活動にいざ出陣です。

▲ 新町通り某交差点

解体が進み景色が様変わりする中、改築、新築物件も増え始めた新町通り商店街を入念に見回り。人通り、交通量が少しづつながら増える中、防犯対策は益々重要な任務となるでしょう。

対策が必要と思われる電柱を発見。こういう見過ごされがちな一つ一つの対応が重要なのだと思いました。

▲ 消防署西側から住宅地へ

いよいよ大通りから、5区の住宅街へ。この辺りは、アパートも多く、権現堂でも人口密度の高いエリアです。明りが灯る家屋、空き家の家屋を1軒1軒丁寧に確認。

▲ 小一時間のまちあるき終了後、今回の総括

権現堂の防犯見回りは、今年年明けから始まり、今回で3回目。常磐線全線復旧に伴い浪江駅が無人化したこともあって、駅周辺の防犯対策は町の重点課題です。権現堂居住の方々の高い自治意識によるこのような地道な活動が、コミュニティ再生に不可欠な活動であるのだと改めて感じました。

次回は、年末に開催予定とのこと。また改めて、お邪魔してみたいと思います。

浪江町の花壇 夏~初秋

2020年10月12日

暑さ寒さも彼岸まで。心地良い秋風に季節の変わり目を感じる今日この頃。皆さま、如何お過ごしですか。地域づくり支援専門員の佐藤です。

今回は、苅野地区立野と、大堀地区小野田で、綺麗に咲き誇る花を探して参りました。

最初は、立野の県道34号線沿いに広がる❝ひまわり❞の景色です。8月13日盆入りの日に伺って参りました。毎年夏になると、この辺りは❝ひまわり❞が見事に咲いています。しかし、今年はその数が圧巻でした。写真をご覧ください。種を撒いた方々も大変だっただろうな、と変に気をまわしてしまう程の景色でした。

▲ 目立ちたがり屋のひまわりが一本…
▲ 兎に角、凄いの一言
▲ 県道34号線沿い

次は、大堀地区小野田の清水寺境内。9月14日に伺って参りました。境内に咲く数本の❝百日紅(サルスベリ)❞。少ないながら、兎に角、目立ちます。花の色合いが、お寺の景色に良く合っていると感じました。

▲ 三門付近
▲ 鐘楼を背景に
▲ 境内の景色に見事にマッチ

今年はコロナ禍の影響で、皆で集まるどころか外出する機会も少なかったのではないでしょうか。しかしながら、浪江町内を車で、または、散歩がてらふらっと辺りを見回すと、綺麗なお花が咲いている素敵な風景に出会えます。その景色は、きっと昔から変わらないのだろうなと思います。また皆で、お花を眺めながら、又は、お手入れをしながら楽しくお喋りできれば良いですね。

また来月も、町内に咲いている素敵なお花を探して参ります。

上ノ原行政区 花植え

2020年10月6日

爽やかな秋晴れが心地よい日々ですね。

こんにちは、地域づくり支援専門員の岸本です。

さて、過日9月19日、上ノ原行政区で花植えが行われました。

「花植えを通して地域の皆さんが交流の場をもつことで、家屋解体で寂しくなってしまった地域の人々の気持ちを明るくしたい」と、佐藤秀雄区長の発案で始まったこの取り組みは、今回で3回目の開催となりました。

当日は町内外から16名の方が集まりました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者の方には、マスク着用や手指消毒に加え、万一に備えて検温の実施、問診票への記入といった徹底した感染対策をとり実施しました。

第1回・第2回の開催では、120個のプランターに花植えを行ってきましたが、「花を増やして地域をさらに彩ろう」と、今回は200個のプランターが用意されました。

今回植えたのは、撫子、マリーゴールド、百日草。

プランターに培養土を入れ、次々と3種類の花を定植していきます。 

皆さんの手際の良さで、1時間半ほどで作業を終えることができました。

作業後の交流では、久しぶりの皆さんとの再会を喜び、現在の暮らしや懐かしい思い出話に花が咲きます。

「こうやって会って話せると嬉しいし安心するね」

「在宅時間が増えて運動不足になってしまった」

「南相馬まで毎朝通って、ラジオ体操してるよ~」

「この地域でも集まってラジオ体操ができるといいな」

「防災無線で曲を流してもらえないかしら」

「そうやって気軽にみんなに会えたらいいよね」

こうした皆さんの声が、コミュニティ再生につながるきっかけなのだと考えています。

皆さんの想いを少しでも形にできるよう、これからもお手伝いしていきたいと思いました。

定植したプランターは、許可をとった解体後の宅地跡や道路の端など、上ノ原行政区の23カ所に配置されています。

ぜひお近くを通った際にはプランターを探してみてください。