なみえの今

今年の田植え<2022 藤橋編>

2022年5月13日

こんにちは、地域づくり支援専門員の吉田です。

藤やツツジが綺麗に咲くGW前後から、浪江町内でも次々と田植えが始まりました。

今回は藤橋の農業組合法人「藤橋ファーマーズ」の皆さんを取材しました。

5/7(土)・5/8(日)に2日行われ、今回は、 5/7(土) の様子をお伝えします。

避難指示解除後、5年目となる今年の作付け面積は6町歩。主な品種は「天のつぶ」で、「こしひかり」は少し植えるそうです。

前日の内から準備が進み、この日も朝早くから20人近くの方(町外からが7割)が集まっていました。

「家族だけで田植えをしていた時は、3人で大変だったけど、みんなで植えるととても捗る」とのお話を伺いました。

遠方から田植えに合わせて来られた方もいて、休憩ではそれぞれが近況を報告し合って話に花が咲いていました。

今年は新たにとても嬉しい情景がありました。

若いお父さんと中学生兄弟が、親子で参加していたのでお話を伺いました。

お父さん「自分の祖父の住んでいた地域で、昨年祖父は亡くなってしまったが継いで農業に関われているのは、とても幸せです。自分の子ども達も大きくなって、今日は一緒に参加できて本当に良かった。」

中学生のTくん、Yくん「サッカーも好きだけど、農業も好きなので、今日は田植えに参加できて楽しかった。」

安全確認を十分に取った上で、一緒に田植え機に同乗体験したりする姿は、とても幸せそうでした。

▲親子で田植えの様子▼

▲婦人部の方が準備してくださったお昼で休憩です。▼

▲休憩の合間に藤橋で綺麗に咲くお花も見せて頂きました。▼

この日も順調に作業が進み、翌日で田植えは終わる予定とのこと。成長が楽しみですね。

「藤橋ファーマーズ」 の皆さんは、稲作の他にも玉ねぎなどの栽培も取り組まれていて、田植えの次は、玉ねぎの収穫でまた皆さんが集まるとのことでした。

藤橋の皆さん、この日も取材のご協力ありがとうございました。

浪江町内でも、営農再開が次々広がっている様子を、また皆さんにお届けできればと思います。