なみえの今
国道399号、459号などが自由通行に
2018年8月2日
8月2日から、町内の国道399号、国道459号など、東京電力福島第一原発事故にともなう帰還困難区域でこれまで通行を制限していた道路が、一部で自由通行再開となりました。
各道路とも自由通行となった個所は既に除染され、通行した際の積算被ばく線量などの発表を見ても、一時的に通過する分には特に問題はないと個人的に感じました。
さっそく2日の午後に、視察してきました。
写真は自由通行再開となった
県道35号のいわき浪江線(約4.7キロ区間が自由通行となりました)
県道253号の落合浪江線(約3キロ区間が自由通行となりました))
です。
(114号線から県道35号いわき浪江線、いわき方向を臨む)
(県道35号線から、橋を越えてこれまで通行できなかった県道253号線落合浪江線へと曲がります)
国道399号で自由通行となったのは葛尾村境-国道114号間の約4.2キロ、国道459号では川俣町境-国道399号間の約4.0キロです。
この2つの道路の自由通行化は、帰還困難区域である津島地区から中通り方面に避難している住民の方が一時帰宅や浪江町内と行き来する際、便利になるだろうとされています。
津島の大昼行政区 佐々木保彦区長は「一時帰宅するのに、ちょっと近くなった」「私が使う場合だと、ゲートが一つ分減るから良くなったよね」とアクセス面で向上した点を喜ばれました。
(114号線から中通り方面へ。この先を左に曲がり399号国道や459号国道へと自由通行できるようになりました)
(この先が自由通行で都路や二本松へとつながりました)
(399号線。葛尾、いわきへつながります)
さっそくお仕事や用事でご利用されている方も多いようで、何台かの車とすれ違いました。
間もなくお盆となります。
お墓参りでの一時帰宅で、より多くの方が利用され、浪江町をもっと身近に感じて頂ければと思います。
地域づくり支援専門員、今野がお伝えしました。