2021年5月17日
なみえとうがらしプロジェクト、令和3年度もいよいよ始まりました。
今年度は当ブログで先日お知らせした通り、弊社が管理する町内の畑を中心に唐辛子を栽培することとなりました。
まず最初の作業となる苗の定植について、新聞にチラシを折り込むなどして周知を図ったところ当日(5月15日 土曜日)は20名近い町民の皆さんにご参加頂き、体験作業を進めました。
快晴ですが気温は上がり過ぎず、農作業するにはほど良い気候です。
熱中症に注意しながら、みんなで作業を進めます。
新型コロナウイルス対策としてマスクの着用、体調管理、集合時のソーシャルディスタンスなど気を配りながら、マルチ(農業用マルチシート)を張った畝(うね)に唐辛子の苗を植えていきます。
慣れている方、初めての方、お互いにコツなどを教え合いながらスムーズに作業が進んで行きました。
マルチへの穴あけ、苗の定植、支柱を建てヒモで苗を支える作業、一部マルチの貼り増し…等々をおこないました。
休憩時間には自己紹介。
「年月が経って町内への帰還は難しくなっているが、このような催しがあれば避難先から積極的に参加したい」
「昨年は自宅で苗を育てたが、今年は畑でやると知って参加した」
「他地域の様子を知ったりどんな人が来るのか興味があって、南相馬市小高区から足を運んだ」
といった声や
「知り合いと震災以来の再会ができた」
などの嬉しい声もありました。
300近い苗植えは順調に進み、午前中には終了。
コロナ禍でコミュニケーションの場が少なくなる中、屋外で対策も取りながらの作業は、ちょっとした交流にもなり、畑には笑顔があふれていました。
とうがらし畑では7月17日(土)に草むしりの農業体験をおこなう予定です。
他に大豆の作業などもありますので、興味がある方はチラシをご確認ください。