なみえの今

らいふく自治会 消火訓練

2021年10月8日

地域づくり支援専門員の引地です。

浪江町は、空高くさわやかな日々が続いています。

ただ朝晩は涼しくなり、乾燥の季節が近づく気配を感じます。

そんな火の元に注意する時季の前に、幾世橋住宅団地らいふく自治会では消火訓練を実施しました。

2020年4月に発足したらいふく自治会ですが、コロナの影響で設立総会はもちろん、行事やイベントもほぼ開催できずにいました。今回は浪江消防署の協力のもと、屋外でかつ短時間で行えるよう消火訓練を計画し、広く住民に呼びかけ開催へ至りました。


10月2日(土)13時45分、 集会所前に住民が集まりだし、自治会役員が受付と検温を行います。

「あら!○○さんじゃない~」「久しぶりに顔見た!」こんな会話が聞こえてきました。

同じ住宅団地にいてもコロナでの自粛期間が続き、散歩などでも顔も合わせなくなっていたようです。


14時、自治会長の挨拶・消防署からの説明の後、さっそくスタートです。


火の根本をめがけてホウキで掃くように、がコツのようです。


「お先にやってみてー」「まだやってない人ぜひ!」など声をかけながら、参加者21名順番に水消火器を体験しました。

最後に消防署から「皆さん、思いのほか消火器の手順がしっかりできていて驚きました。いざという時に消火器をすぐ使えるようにすることはもちろんですが、まずは火を出さないことが大事です。これからの季節、特に注意しましょう。」と総評をいただきました。


解散後、参加者の感想を伺いました。

「消火器の使い方、何度かやったけど忘れてたわ。定期的にやらないとダメね。」

「訓練もそうだけど、皆さん久しぶりに顔を見たから嬉しかった。元気そうでよかった。」

自治会長も「やはり、晴れている日に外で集まるのはいいね。時々こういう機会つくりたいし、みんな早くマスクを取って会いたいね。」と仰っていました。

短時間ではありましたが、青空の下で学び、何よりも久しぶりに顔を合わせお喋りの時間をもてたことが、大きな収穫だったのではと思います。

らいふく自治会の皆さま、お疲れ様でした!