なみえの今

月別: 2018年10月

10月20日(土)酒田地区にてクリーン作戦を実施しました!

2018年10月22日

地域づくり支援専門員の今野です。

10月に入り毎週末に実施して来たクリーン作戦。3回目となる今回は、酒田地区で開催しました。

クリーン作戦の実施にあたっては、地域に居住している方を直接訪ねてチラシを渡したりポストに投函したり、また、タブレットに掲載するなどしてお知らせしています。

加えて今回は酒田の大越区長が、少し前に開催された稲刈りイベントの際に集まった住民の方へ話してくださったりなどもあり、可能な限り周知を図れたかと思います。

 

…とは言うものの、酒田地区も住民の帰還はまだまだ多くはないことから、当日までは「果たして何人ぐらい集まってきてくれるのだろう…」と不安ではありました。

しかし、集合時間が近くなると一人、二人と、皆さんあちらこちらから集まって来てくださいました。

 

 

およそ20人近くになったことから「作業の効率化を図ったほうがいいかなぁ」と思い “二手に分かれて作業する” ”何人かは残って集会所の周りを掃除する”など、ごみ拾いの周り方を大越区長に提案しましたが…

 

「まちづくりなみえから相談をもらって説明を受けた際、このクリーン作戦は、住民のみんなが顔を合わせたり交流することが主旨だと理解しました。大人数で動くのは合理的じゃないかもしれないけど、今回は本来やろうとしていた”みんなで一緒になったごみ拾い”で良いと思いますよ」と話されました。

 

あたたかいお言葉をいただき、今回はみんなで酒田の集会所からぐるっと1時間程度、ごみ拾いをしました。

 

 

 

作業中、家の前を通りながら「ここが我が家。お茶飲みに来て」などのやり取りもあったようです。

終わってちょっとした懇親会となり、一人ずつ自己紹介です。

 

 

皆さんからは
「避難指示解除後、真っ先に帰って来て住んでいるが、今日はみんなの顔が見れてうれしい」
といった感想や
「震災前に酒田に転入して来たが、地域にとけこむ前に散り散りになった。これからよろしくお願いします」
といった、あらためましてのご挨拶。

また、沿岸部で被災し転入した方がご家族で参加されていたり…等、地域の皆さんの交流の場となっていました。

タブレットを見て、町外の現在お住まいである家から駆け付けてくださり「楽しみに来ました」の声を頂いたのもうれしかったです。

 

皆さんの力で、集会所や地域の道路がきれいになりました。

今回のクリーン作戦をきっかけに、地域の交流や活動が生まれていくといいなと感じました。

引き続き、地域と共に考え、行動していきます。

 

 

 

浪江の空の下で

2018年10月16日

地域づくり支援専門員の引地です。

~第1回 なみえ創成小中学校、浪江にじいろこども園合同運動会~

10月13日(土)浪江の空に、子供と大人の笑い声が響き渡りました。

第1回の運動会を成功させるべく、学校と町内9つの団体が協力し、数か月前より一緒に企画を練ってきました。

空になびく旗!運動会のお決まりの音楽!(文章ではお伝えできないのが残念です)

この雰囲気に私は、開会式の前からワクワクが止まりませんでした。

 

「お父さんお母さん、おじいさんおばあさん、地域のみなさん、今日は私たちの運動会です!」

低学年の3人による開会式の挨拶もバッチリきまりました。

1年生のお母さまからお話を聞くと、家で毎日、椅子に立って練習をしていたそうです。

“うまく言えてホッとした~”というお母さんの安堵の笑顔が印象的でした。

 

そして来場者みんなで準備運動。

 

玉入れのほか、「こちら創成宅配便」という名の一輪車レース、大人がカブに扮し子供が引っこ抜く

力だめし「大きなカブ」など。地域の皆さんも混ざり子供たちと触れ合い、運動会を楽しみました。

 

プログラムの最後は、協力団体がその場で作ったなみえ焼きそばを、子供たちが来場者へ渡しながら、

直接感謝の言葉を伝えていました。

 

 

参加した町民の方の感想を聞くと、

「こんなに人が来ると思わなかった~、玉入れに参加して思いっきりやったわ、サイコーだった!」と

清々しい笑顔で答えてくれました。

 

子供も大人もみんなが同じ空間の中で笑いあい、大成功の運動会でした。

また来年、ひとつ大人に成長した子供たちと浪江の空の下で会いましょう!

 

 

 

 

10月14日(日)高瀬地区にてクリーン作戦を実施しました!

2018年10月16日

地域づくり支援員の東山です。
さて、先週の権現堂地区に引き続き、10月14日(日)に
高瀬地区でもクリーン作戦を実施しました。

日曜日の早朝にも関わらず、今回もたくさんの方に参加いただきました!
集合時間が近づくと、集合場所の屯所に向けてあちらこちらから人が集まり、
休日の静かな時間に始まる地域活動の雰囲気が感じられ、とてもうれしく思いました。

クリーン作戦の開始にあたって清水区長よりご挨拶をいただきました。
「7年半ぶりにクリーン作戦を実施でき、感無量」との言葉が印象的でした。

今回はごみ拾いだけではなく、ごみステーションのなかの「違反ごみ」
(分別ができていなかったり指定の袋に入っていないもの)を片付け、再分別も行いました。

↑これが実施前

↑これが実施後

クリーン作戦終了後には区長より、高瀬の状況に関するお話しがあり、
参加された町民の方も熱心に聞いておられました。
また参加された方も、地区の道路の補修や街灯を増やしてほしい、などの要望も出されていました。

クリーン作戦に参加した感想として、
「世代交代もあり、初めて顔を見る人もいる。〇〇さんの息子さんと分かってよかった。たのしかった」
「草刈り、ごみ拾い等、定期的にあったらいいなと思う。また機会があれば声をかけてほしい」
「以前のように、偶数月か奇数月かどちらかに集まるようにしてはどうか。交流会、懇親会をもってはどうだろうか」
など、これからの地域づくりにむけたうれしい声も聴こえました。
そして、今回、高瀬地区に住んでいる復興作業員の方もチラシを見て参加され、
地域の方と交流する機会にもなったようです。
皆さん、熱心にお話してくださり、交流時間が当初の予定よりぐっと長く1時間以上になりました。

今回の交流会で出た話をこれからの地域づくりの参考にしていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

10/6(土)権現堂地区にてクリーン作戦を実施しました!

2018年10月9日

地域づくり支援員の東山です。

台風が接近する10月6日(土)、曇り空の下ではありましたが、
権現堂地区にて震災後はじめてのクリーン作戦を実施いたしました。

町内への帰還が少しずつ進んでいるものの帰還された町民同士が顔を合わせる機会は少ない状況です。
今回、震災前に行政区で取り組まれていた「クリーン作戦」を実施することで、
地域に住む人々が顔を合わせるきっかけをつくり、まずは互いの存在を知り交流することを目指しました。

当日は、朝8時と早朝にも関わらず、浪江駅前に20名以上の方が集まってくださいました。
冒頭には佐藤秀三区長より、ご挨拶いただき、「震災前の浪江町に戻すことはできないけれど、
震災前にやっていたことをやることで震災前の町に近づけたらいいと思う」とのお言葉が印象的でした。

その後、駅前から役場を目指し駅に戻ってくるチーム、駅周辺をごみ拾いするチームと、2つのチームに分かれました。
40分ほど掃除をした後、駅前に再集合し、参加者でお茶を飲みながら自己紹介と感想を話す等の交流会を実施しました。

参加した皆さんからは、
「震災前を思い出した。またこういった機会があったら声をかけてほしい」「権現堂にこんなに人がいると思っていなかった」など、
震災前の地域での活動を懐かしんだり、今現在、権現堂にどれくらいの人がいるのかを実感したりし交流を深めました。
また、「ここは何屋さんだったのかずっと気になっていた建物がうなぎ屋さんだと教えてもらった」
「ごみ拾いなのに焼きそば屋さんの建物を見て懐かしい味を思い出した」など、
結果としてクリーン作戦が「地域に何があったか、今どうなっているか」を感じ、共有するような「まちあるき」にもなっていました。

クリーン作戦はこの後、10/14(日)は高瀬地区、10/20(土)は酒田地区、10/27(土)は加倉地区、11/10(土)は幾世橋地区でも予定しています。

今後もこのような気持ちのよい汗を流しつつ、協働作業を通して地域のつながりを作っていけたらと思います。

 

立野地区コスモス畑での取り組み

2018年10月5日

皆さん、立野地区に広がる広大なコスモス畑はご覧になられたでしょうか。

 

 

もうそろそろ見ごろも終わりますが、25ヘクタールもの広さの農地いっぱいのコスモスは、見る人の心を和ませてくれました。

 

 

コスモスは立野地区農地復興組合が取り組んだもので、今年で2年目になります。

この日は、咲き終わるコスモスをトラクターでうない込んでいました。

 

 

 

事務局長を務める中野弘寿さんにお話しを伺うと
「立野地区の美化という目的だけではなく、コスモスを緑肥とする(栽培した植物を土の中にすき込み肥料にする)ことで、地力の回復も目指している」ということでした。

「震災前は減農薬や流通の見える化などに取り組み、安全でおいしいお米づくりをしていた」「除染で表土が剥ぎ取られ、土も入れ替わった。長い年月がかかって栄養いっぱいだった土壌が失われたので、なんとかして元の栄養ある田んぼを取り戻したい」と話していました。

 

除染や放射能への対策についても「よりしっかりと、生産者や消費者の気持ちになって進めてほしい」と国にも訴えていきながら、「来年は一部の田んぼで、米づくりに取り組んでいきたい」と抱負を語って頂きました。

 

本来の姿を何とか取り戻そうと、このように奮闘されている皆さんがいます。
私たちもしっかりと現状を伝えていきたいと思います。

 

そして来年どんなお米がとれるのか、とても楽しみにしています!

 

地域づくり支援専門員、今野がお伝えしました。