なみえの今

上ノ原行政区 花植え

2020年10月6日

爽やかな秋晴れが心地よい日々ですね。

こんにちは、地域づくり支援専門員の岸本です。

さて、過日9月19日、上ノ原行政区で花植えが行われました。

「花植えを通して地域の皆さんが交流の場をもつことで、家屋解体で寂しくなってしまった地域の人々の気持ちを明るくしたい」と、佐藤秀雄区長の発案で始まったこの取り組みは、今回で3回目の開催となりました。

当日は町内外から16名の方が集まりました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者の方には、マスク着用や手指消毒に加え、万一に備えて検温の実施、問診票への記入といった徹底した感染対策をとり実施しました。

第1回・第2回の開催では、120個のプランターに花植えを行ってきましたが、「花を増やして地域をさらに彩ろう」と、今回は200個のプランターが用意されました。

今回植えたのは、撫子、マリーゴールド、百日草。

プランターに培養土を入れ、次々と3種類の花を定植していきます。 

皆さんの手際の良さで、1時間半ほどで作業を終えることができました。

作業後の交流では、久しぶりの皆さんとの再会を喜び、現在の暮らしや懐かしい思い出話に花が咲きます。

「こうやって会って話せると嬉しいし安心するね」

「在宅時間が増えて運動不足になってしまった」

「南相馬まで毎朝通って、ラジオ体操してるよ~」

「この地域でも集まってラジオ体操ができるといいな」

「防災無線で曲を流してもらえないかしら」

「そうやって気軽にみんなに会えたらいいよね」

こうした皆さんの声が、コミュニティ再生につながるきっかけなのだと考えています。

皆さんの想いを少しでも形にできるよう、これからもお手伝いしていきたいと思いました。

定植したプランターは、許可をとった解体後の宅地跡や道路の端など、上ノ原行政区の23カ所に配置されています。

ぜひお近くを通った際にはプランターを探してみてください。